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食べたものは胃で消化された後小腸で栄養素や水分が吸収され大腸へ移動し残りカスが便となって排出されます。この腸内の移動を助けるのがぜん動運動です。ストレスや負担のかかる食事 不規則な生活などにより腸内環境が悪くなるとこのぜん動運動が低下し逆に動いたりします。日々の排便がスム-ズかどうかは腸の状態を見る大事な指標です。便が固い 便やおならが異常に臭い 芋類を食べるとお腹が張る お腹が減ってもお腹が鳴らない 口臭がする 肌荒れがある方は自分の便の状態を確認してみましょう。色は黄色から茶色 大きさはテニスボール位から大き目 形はバナナ状 理想は1日1回です。
食事を摂ると腸は刺激されます。腸内環境を整えるということは食事の時間や回数がとても重要です。朝 昼 夜の3食を決まった時間に摂る事。1食や2食では腸はしっかり動いてくれませんし逆に始終食べていると腸は疲弊してしまいます。腸に一番刺激があるのが起床時にコップ1杯のお水を摂ることです。食事間隔は6時間ごとが理想的です。食べたものは6時間で完全に消化されるので腸に負担がかかりません。夕食は就寝前の3時間前には終わらせましょう。腹8分目で食べる時間を規則正しく生活してみて下さい自律神経の安定にもつながります。
ゴールデンウイ-ク明けから多い過敏性腸症候群 ①最近3カ月で週1回以上の腹痛が持続している②腹痛が排便後和らぐ③下痢や便秘時に腹痛がありふつう便が出た時はないと言った症状があります。便秘型 下痢型 混合型と分かれますが小腸にガスが溜まりやすく腹痛が起きることは共通しています。これを食べたときに調子悪いと思った食品は3週間中止してみましょう。そして再度食べ始めた時調子が悪くなった場合回数を減らすなど注意しましょう体に良い 便秘に良いと思っていた食品の中にも過敏性腸症候群の方には合わない食品があります①果糖が豊富な果物(リンゴ すいか もも なし)②発酵食品(納豆 ヨーグルト キムチ 軟らかいチーズ) ③野菜(ごぼう 玉ねぎ キノコ類 ニンニク)④乳製品などです。学校 職場などのストレスでお腹の症状があるときは精神的に今負荷がかかっていることを自覚し食事にも注意してみましょう。
糖質をとって血糖値が上がるとドーパミンやセロトニンが放出され脳が快楽を得ます。この脳の快楽が大変危険で体が糖質を必要としていない状態でも糖質を摂ってしまう糖質中毒という状態になります。意思の問題ではなく脳が快楽を得るため糖質を摂れと指令を出してしまうのです。急激に上昇した血糖 又血糖を下げるためにインスリンが放出され血糖値の急激な変動が眠気やイライラ感などの不快な症状に襲われまた血糖値を上げるために食べてしまいます。糖質は麻薬と同じような依存症がある物質といえます。
肥満と糖尿病の病気があり食欲が抑えられない方に保険診療でリベルサス内服又はオゼンピック注射を処方しております。