毎月のお知らせ
体の細胞膜やホルモンの材料となる血中コルステロ-ル値。酸化して血管内に蓄積する悪玉コレステロールとこれを運び出す善玉コレステロールがあります。この2つのバランスを良くするためには①肥満にならない食生活 過度な炭水化物 動物性脂質 アルコールを控えめにして食物繊維が豊富な緑黄色野菜 海藻 きのこ こんにゃく 青魚 貝類 大豆を積極的に摂りましょう。②次は運動です。認知症予防 筋力保持 ストレス解消 自律神経のバランス保持などたくさんの良い結果が得られます。③禁煙です。④内服薬は毎日飲みましょう 1回/2~3日飲んでも効果は得られません。
①無理に食べず経口補水液等で脱水予防をする②熱すぎる 冷たすぎるものは避ける③食物繊維が多い食材は控える④脂が多い物は控える⑤胃酸の分泌を高めるものは控える(塩辛い物 甘い物 アルコ-ル 炭酸飲料)⑥刺激物は控える(わさびやからし コーヒ-や紅茶)が挙げられます。胃腸の不調には胃腸炎や食中毒だけでなく季節性があります。秋は気温や湿度の低下から自律神経が乱れそこから胃腸の不調、冷えて乾燥した空気によって大腸が水分不足となり炎症を招きやすい季節でもあります。こまめな水分補給とウオーキングで大腸に刺激を与えましょう。
10月に入り上の血圧140台の方が増えてきました。旅行 お祭りなどで飲酒 味の濃い食事 外食が増えてきていませんか?血圧の薬を中止していた方は毎日飲んでください。足が浮腫んだり太くなってきた方は塩分の摂りすぎです。経口補水液を毎日飲んでいらっしゃった方は減らしていきましょう。汗をかかなくなってきたら血圧の上昇に注意しましょう。
昨年HbA1c数値が悪くなった アイスクリーム かき氷 甘くないから食べて良いと思っていたせんべい 野菜ジュース トマトジュース 日本そばの回数を減らした方は数値が良くなっています。併せて体重も1.5~6㎏減って上手に秋を迎えられている方が多いです。 外食では お寿司 中華料理 ラーメン 焼肉が多かったのですが1度に食べる量を減らしたり食べる回数、時間帯を工夫しているようです。高齢者の痩せ型の方はインスリンの分泌量が少なくなっています。絶食で腹部超音波検査を行うときは肝蔵 膵臓 胆のう 胆管系のがん検査とともに採血でインスリン量も測定できますのでご相談ください。インスリン注射を拒否される方もいらっしゃいますが1回/週のやさしいインスリン注射も効果があります。90歳の方も血糖測定 インスリン注射をされてますので一緒に頑張りましょう。10月は 柿 栗 芋 かぼちゃに注意です。
50歳前後から気になってくる物忘れ 64歳までは認知症の危険因子は肥満 高血圧 脂質異常症 糖尿病 過度な飲酒 睡眠薬ですが65歳以降は①高血圧のやせ型 ②脂質異常症のやせ型の方の認知症発生率の高さが目立ちました。脂質異常症のやせ型の男性は脂質異常症でない人の4倍も認知症発生率が高いことが報告されています。また糖尿病の方は男女に関わらず2倍です。 痩せていることが問題ではなく低栄養になっていないか食事内容を見直しましょう。体がしんどいと訴えられる中に 鉄分不足による貧血 過度な飲酒によるビタミン12不足 亜鉛不足があります。





