毎月のお知らせ

2024-03-29 21:13:00

中性脂肪は糖質から作られる脂質の一種で体を動かす、体温を維持するといった身体活動のエネルギーになるものです。しかし血液中の中性脂肪が多くなると血液はドロドロの状態になり血管内をスムーズに流れなくなります。すると徐々に血管の内壁を傷付け動脈硬化を進行させるのです。悪玉コレステロール 血糖が高くても同じです。健康診断で分かるALT(GPT) AST(GOT)は16以上になると脂肪肝の始まりなので炭水化物を摂りすぎていないか注意しましょう。


2024-03-18 06:29:00

お腹が張って苦しい おならが多いなど花粉症の時期になると増えてきます。腸内にたまるガスの元は2種類あります。一つ目は口から飲み込んだ空気です。早食いの人やストレスで奥歯をかみしめる人は飲み込む量が増えやすいです。花粉症で鼻をすする 口呼吸をする等も空気をたくさん飲み込む原因です。二つ目は男性は飲酒 食べすぎ 女性は野菜や糖質の取り過ぎです。炭酸の入った飲料 ビール 発泡酒 小麦を使った食品(クッキーやケーキ) うどん ラーメン パスタ 玉ねぎ ごぼう リンゴ 牛乳 ヨーグルトはガスが発生しやすい食品です。胃から送られた糖質は小腸内では吸収されにくく濃度を薄めようと水分が小腸内に引き込まれるとお腹がゴロゴロしたり痛みや下痢が起こります。個人の腸内細菌と蠕動運動の差によって決まりますので何を食べたらお腹が張って調子が悪くなるのか確認しましょう。

 


2024-03-06 06:32:00

①分泌性下痢 感染性胃腸炎で細菌が作り出す毒素や暴飲暴食などが腸への刺激となって下痢になります。ウイルスや毒素など体にとって悪いものを出す防衛反応ですから市販の下痢止めは内服せず脱水に注意しましょう。

②蠕動運動性下痢 腸の動き(蠕動運動)が過剰となり大腸で水分がほとんど吸収されないまま排便として排出されてしまうと下痢になります。過敏性症候群や甲状腺機能亢進症で起こることがあります。

③浸透性下痢 キシリトールなど吸収されない糖類や乳製品をとった時、消化管内の浸透圧が高くなって水分が腸内に染み出してきて下痢を起こします。


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