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腸のゴ-ルデンタイム
夕食は食べ終える時間が重要です。食後は最低3時間は空けましょう。食べた食物は小腸を通過するまでに5時間はかかるのでそれより前に食べると胃腸に負担がかかってしまいます。
食後の3時間は胃腸が活発に動いて副交感神経の働きが高まる時間帯です 中でも夕食後の時間は消化吸収が盛んになり寝るまでの時間が短いと食事で上昇した血糖値が十分に下がらず脂肪となって蓄積しやすくなります。睡眠の質も悪くなり胃にたまった状態で寝ると逆流性食道炎になりやすくなります。
朝、昼 夕と規則正しく食べ夕食時間は遅くても21時までには食べ終えましょう。そして夕食後の3時間は入浴やストレッチができる時間を作りましょう。

逆流性食道炎と勘違いする主な背景
①BMI25以上の肥満体型②前かがみ パソコン操作の多い仕事 猫背③糖尿病による食道の蠕動運動低下 知覚鈍麻④ストレスによる運動機能異常と知覚過敏⑤高脂肪 高カロリ―の食事による胃酸過多などがあります。逆流性食道炎は胃カメラで食道に炎症やびらん 潰瘍が認められます。認められない方に逆流性食道炎の処方してもスッキリと良くなりません。

自律神経は何故乱れるのか
代表的なものは①長時間労働 残業などの過度なストレス②生活リズムの乱れ③環境の変化④女性の場合ホルモンの乱れです。そしてもう1つ重要なことは食習慣の乱れです。糖質中心 腸内細菌が乱れる 栄養バランスが悪い食事を繰り返していませんか? 糖質を控えると自律神経が整いやすくなり 食後に眠くなりにくく痩せたり老化が緩やかになります。併せて肉 魚を食べましょう。動物性たんぱく質から摂れる非ヘム鉄は体への吸収率が高くセロトニンなど自律神経を整える物質も作られます。セロトニンはストレスに対抗したり自律神経の調整をしたりするが90%以上は腸で作られています。腸ではストレスを感じるとセロトニンが合成され蠕動運動が盛んになり下痢をします。そして腸内細菌のバランスが悪くなり悪玉菌が増えます。