毎月のお知らせ
血圧は血管が収縮することでコントロ-ルされています。高いストレスにさらされると交感神経が優位になり全身の血管が収縮して細くなりより多くの血液を全身の細胞に送り届けることが出来るように血圧を上昇させます。逆にリラックスした状態では全身の血管も収縮せず弛緩した状態なので血圧も低下することになります。そしてこれらの血圧を調整しているのは自律神経の働きによるものです。過度のストレス、不眠、寒冷刺激 更年期 喫煙 排尿排便の我慢で血圧は上がりますので1~2週間は自宅で測定してご相談ください。又頭痛、動悸、しびれなどの症状がある場合は隠れた病気 今までの悪い生活習慣が原因の事が多い為早めにご相談ください。
血圧は常に一定ではなく日内変動とは別に寒暖差に伴う周期の長い変動もあります。診察室で測った血圧が高く以前より内服治療を進めている方の中にめまいや脳こうそく脳出血が増えています。血管を保護するためにも高血糖 高コルステロ-ル 高血圧は予防して生活しなければなりません。薬を飲み始めたら中止できない 毎月めんどう医療費がかかる等様々な理由がありますが日常生活に支障を来たしたり仕事に行けなくなったりすると皆さん後悔されています。50歳前後から健康診断等で注意された方は早めにご相談ください。認知症予防にも重要です。
①民生委員から最近親の生活状態がおかしいと介護新規申請の連絡があった ②きちんと定期通院が出来ていると思っていたら出来ておらず介護保険が切れていた ③最近親の物忘れがひどい ④買い物 外食 美容院へ何回も 行き金銭を支払っている。 等々ご相談が増えております。 認知症の診断には専門医病院で まず頭部画像検査(CT MRI SPECT)や種々の検査を行い 水頭症 慢性硬膜下血種 神経梅毒 甲状腺機能低下などの有無を確認し除外診断をしなければなりません。又専門病院へご紹介した場合は上記検査結果が分かるまでに1カ月以上は必要です。又認知症と診断され投薬が開始されても効果判定の為何回も通院が必要となります。 歩き回って誰も見れない 夜間歩き眠れない 飲食、買い物で散財している ここでご家族の方が慌てて専門病院へ受診希望され介護申請の意見指示書の記載を求められますが除外診断をし認知症の診断が得られないと他の病気で入院や手術になったりと全く別のものになってしまいます。 落ち着いて先の事も考え初回から 対応していかないと患者ご本人様だけではなくご家族の方も方向がご希望と変わってきます。上記ご説明にてご家族の判断から診断確定前に主治医意見書をご希望される方は神経内科専門医にご相談ください。当院では検査していないので憶測の途中経過では記入できません。確実に正確な事を医療者として実践し介護認定の認知症の位置づけを行っていきたいと思っています。そして公的な地域包括支援センタ- ケアマネジャーを窓口に初期対応をお願い致します。また生活動作に問題が無く認知症のみで介護審査をする場合非該当から要介護1まで判定は様々です。治療をしていてもなかなか改善しない現実 疲労していくご家族。患者ご本人様の過去からの生活習慣 楽しみ 嫌がっていたこと等も考慮し尊厳とご家族様の生活のバランス(妥協点)を探りながら 対応したいと思っています。又何回も繰り返す行動は認知症前の生活の中でのル-ティン 楽しみ やりがい 責任のある仕事だったことが多くそれを止めさせると暴言を吐いたり拒否的になったりと余計に家族関係が悪くなります。目的を絞って 楽しみややりがいを奪わず家族のご負担にならず上手な見守りの工夫が重要です
10月2日より定期通院患者様のコロナワクチン接種開始です。インフルエンザワクチンと同時接種可能です。
11月13日時点で残数があった場合 一般の方のコロナワクチン接種(成人の方で1回目と2回目接種済の方対象)も可能です。必ず11月13日以降お電話にてご予約下さい。11月13日までは定期通院患者様のみです。
インフルエンザワクチンは10月2日から当日接種可能ですので接種希望日の開院時間内にお越し下さい。1回3,300円(消費税込)です。
胃癌は初期症状がありません。胃カメラを受けようか悩まれている方の中にこんな症状はありませんか?①急に体にかゆみのある老人性いぼが増えてきた(全身)②食欲の低下や吐気③貧血 身体がだるい④黒い便⑤上腹部痛(ここまでくると進行癌です) 胃がんは早期で発見すると生存率の高い癌です。