毎月のお知らせ
自律神経の乱れのご相談から貧血症状に当てはまる50歳前後の女性のご相談も多いです。更年期に伴う貧血や造血機能の衰え、癌の貧血があります。①疲れやすい だるい②息切れがする③頭痛 朝起きるのが辛い④顔色が悪いなど気になられる方は血液中の鉄 フェリチンを測りましょう。特に50歳前後の女性は生理の過多血時に鉄剤を飲むだけでも症状が緩和します。又胃がん大腸がんにも注意が必要です。
水分や塩分を摂りすぎるとむくみますがお腹の張りの原因=腸のむくみの原因は血液の循環の滞りです。通常食べたものは胃から小腸に流れ栄養が吸収、大腸で水分が吸収され便となり排出されます。しかし寒くなったり姿勢が悪いと血流が滞り水分や栄養の吸収力が悪くなります。そして吸収されなくなった水分は腸の粘膜にある細胞に入り込み小腸と大腸がむくんだ状態になります。結果腸の動きが悪くなりお腹が張り便秘や下痢の症状が出ます。むくみ腸の改善には善玉菌が豊富なヨーグルト オリゴ糖の豊富なバナナ、きな粉などがお勧めです。
胃もたれ 胃痛 嘔気があるが検査をしても異常が無い。胃酸を抑える薬を飲んでいるが症状が改善しない。花粉症の時期になったり風邪が流行すると増えてきますがコロナ第5類後学校や仕事が忙しくなり例年よりご相談される方が多いです。心配症 几帳面 人間関係が苦手(上司 同僚 お客さん)自分ではストレスと感じていないがストレスがかかっている等理由は千差万別です。機能性ディスペプシアと診断された方は器質的でなく機能的な問題なので胃酸を抑える薬は効果が得られません。気になられる方はご相談ください。
3カ月間、週数回程度の食後のもたれ感や膨満感、心窩部痛がある方は機能性ディスペプシアの方が多いです。機能性なので胃カメラやバリウム検査をしても異常が見られません。口から食物が入ると胃の入口が緩み胃が膨らみ蠕動して胃酸が分泌され十二指腸へ送られます。
この機能が障害される原因としては脳が感じるストレスです。学校や仕事に行く日 何か忙しい行事の前に症状が現れます。 冷たい 脂っこい食べ物を食べると知覚過敏がある為症状が現れます。規則正しい食事時間(朝食を抜かない) 睡眠 運動は機能性ディスペプシアの予防になります。腸の動きをよくする薬 漢方なども使って快適に過ごしましょう。
受験や気候の変化コロナ後の多忙化した生活から下痢が止まらず困られる10歳代の方の受診が増えています。急性胃腸炎後の下痢は2週間ほどしたら落ち着きますがさらに続く方は何が原因か考えてみましょう。受診、検査によって病気でないことが分かった場合は規則正しい生活を第一に心掛け下痢型の人は安心できる薬を持っておくと症状が緩和されたりします。夜間遅くのスマホを止めるだけでも自律神経のバランスが良くなってきます。