毎月のお知らせ
良い油を使った食べ物を摂る
①外食 惣菜 加工食品 冷凍食品に含まれる=食事の欧米化 簡単に温めたら食べられる調理品によりリノ-ル酸を多く摂りすぎると血管内に炎症を起こし血管にコルステロ-ルが溜まり動脈硬化を起こします。心臓病や糖尿病なども発症リスクが高まります。②揚げ油の使いまわし=一度調理に使った油は加熱と空気に触れることにより酸化し過酸化油脂に変化しています。油かすを取り除いても消化管粘膜を傷付け炎症を起こしてしまいます。この食生活を少しでも改善するために肉より魚 エゴマ油 アマニ油を使用しましょう.お菓子 体に悪い油が多く含まれる加工食品は 1位ポテトチップス 2位ショートケーキ ポップコーン ねぎとろ 3位レトルトカレー チキンナゲット4位ソーセージ ハム コーヒーフレッシュです。外食 コンビニで買う食品では1位ピザ カルボナーラ 2位チャーハン チーズバーガー 3位カップ麺 フライドポテト4位天ぷらうどん ツナのおにぎりです。
質の良いタンパク質
食事からのたんぱく摂取の少ない方は貧血の方が多いです。小食で食べられない お腹が空かない 1日2食で済ませてしまう そんな時は質の良いタンパク質(アミノ酸)を必ず摂りましょう。アミノ酸が多い食材は ①牛肉 豚肉 鶏肉 魚 卵 大豆 豆腐 チーズ ②玉ねぎ 青梗菜 トマトです。献立組み合わせに取り入れてみましょう。アミノ酸の血中濃度を維持するためには 一度に摂ろうとせずやはり規則正しく1日3回の食事ごとに20~30gのタンパク質を摂ることが重要です。手のひら半分の肉や魚は16~20gのタンパク質 卵1個は7gのタンパク質 納豆1パックは8gのタンパク質 油揚げ30gは7gのタンパク質 豆腐1/3丁は7gのタンパク質 牛乳や豆乳200mlは7gのタンパク質です。タンパク質が足りているか計算してみましょう。
食事と運動 生活習慣の見直し
6月の診療報酬改定に伴い当院へ定期受診されている高血圧 脂質異常症 糖尿病の皆様へ食事 運動などの生活習慣をお伺いさせていただいております。外食は寿司 ラーメン うどん 焼肉 和食定食が大半です。
アルコ-ル量が多い方 お菓子が多い方 運動不足の方 タンパク質が足りない方が目立ちます。当院ではお食事内容から糖質量を計算し改善点を一緒に考える方法を取り入れております。
お酒+糖質は内臓脂肪が増える最大の原因しかしお酒だけ飲まれる方は糖質も摂っていないので筋肉量が減り痩せる一方です。自分自身の問題点に気付くことからスタートです。
肝機能の数値異常は放っておいていいの?
中性脂肪は糖質から作られる脂質の一種で体を動かす、体温を維持するといった身体活動のエネルギーになるものです。しかし血液中の中性脂肪が多くなると血液はドロドロの状態になり血管内をスムーズに流れなくなります。すると徐々に血管の内壁を傷付け動脈硬化を進行させるのです。悪玉コレステロール 血糖が高くても同じです。健康診断で分かるALT(GPT) AST(GOT)は16以上になると脂肪肝の始まりなので炭水化物を摂りすぎていないか注意しましょう。
お腹の張り ガス
お腹が張って苦しい おならが多いなど花粉症の時期になると増えてきます。腸内にたまるガスの元は2種類あります。一つ目は口から飲み込んだ空気です。早食いの人やストレスで奥歯をかみしめる人は飲み込む量が増えやすいです。花粉症で鼻をすする 口呼吸をする等も空気をたくさん飲み込む原因です。二つ目は男性は飲酒 食べすぎ 女性は野菜や糖質の取り過ぎです。炭酸の入った飲料 ビール 発泡酒 小麦を使った食品(クッキーやケーキ) うどん ラーメン パスタ 玉ねぎ ごぼう リンゴ 牛乳 ヨーグルトはガスが発生しやすい食品です。胃から送られた糖質は小腸内では吸収されにくく濃度を薄めようと水分が小腸内に引き込まれるとお腹がゴロゴロしたり痛みや下痢が起こります。個人の腸内細菌と蠕動運動の差によって決まりますので何を食べたらお腹が張って調子が悪くなるのか確認しましょう。