毎月のお知らせ
季節の変わり目のお腹
お腹の調子が悪い方が増えてきています。胃腸炎の後に続く下痢なのか 暑い寒いの自律神経失調か ストレスか分かりにくいですね。便秘 下痢 嘔気に対する漢方薬は体質に合えば意外と即効性があります。1週間ずつ試して自分に合うものを探してみることもストレス緩和の第一歩です。腹式呼吸 姿勢 食事や水分の摂り方も一緒に見直しましょう。最近は少し体重の増えた20~30歳代の方の胸焼けのご相談が多いです。
糖尿病と老化
赤血球の中にある糖化し変質した物質がヘモグロビンA1cです。糖尿病の方は正常の方より2-3倍多いです。ヘモグロビンはタンパク質であり糖とタンパク質を合わせて焼くとホットケーキの様にきつね色になるこれと同じことが体内で起こっている 老化です。糖尿病の方は糖尿病でない方より皮膚にシミ しわが多く 骨がもろく 歯周病 白内障 認知症 癌になりやすと言われています。血管も固くなり心筋梗塞や脳梗塞になるリスクも高くなります。物忘れも気になりますが50~60歳で理解力が悪くなった 実行力が落ちてきたなど健康診断数値と併せて考えましょう。老化のスピ-ドを遅らせることはこれから長生きしていくうえで重要です。採血を行い4分後には糖尿病の数値であるヘモグロビンA1cが分かります。健康診断が無く1年採血していない方はぜひ受けて日常生活の見直しを始めましょう。
血圧 コルステロ-ルや中性脂肪 血糖の検査数値が高い場合
動脈硬化とは血管の老化であり男性は45歳女性は閉経期と重なる55歳ころから危険性が高まります。健康診断で指摘されても症状が無いからと放っておくと心臓や脳の病気を引き起こします。遺伝 高血圧 喫煙 肥満 糖尿病とリスクが3つ以上当てはまる方は早めに治療を始めましょう。
認知症はライフスタイルで変えられる 40歳までに見直そう
増え続ける認知症。発症の10~20年前から脳の神経細胞の変性は始まっています。記憶力だけではありません。判断力や実行機能の低下が気になったら 45歳未満の方も他人事ではないです。血糖値 血圧値 コルステロ-ル値をしっかり正常値内に維持しましょう。健康診断で気になられた方はご相談ください。45歳~65歳の中年期で 喫煙 過度な飲酒 運動不足 糖尿病 高脂血症 高コレステロ-ル 高血圧 肥満 の方はもう予備軍です。
腸に良い食べ物で不調になることもある。
善玉菌を増やし腸を健康にする四大食品①納豆やヨ-グルトなどの発酵食品 ②ごぼうや海藻などの水溶性食物繊維③バナナ 玉ねぎなどのオリゴ糖 ④青魚やアマニ油などのEPA DHAがあります。これらの整腸食をバランスよく食べ良い腸内細菌を増やすことは良い事です。しかしこれらを食べてかえってお腹が張ったり便秘する方もおられます。豆 小麦食品 玉ねぎ 牛乳 ヨーグルト 果物は小腸内でとどまる時間が長く小腸内の糖質濃度が上がります。
するとその糖質濃度を下げようと血管内から小腸内へ大量の水を引き込み腸蠕動が過剰になり下痢や腹痛を起こします。
また 細菌のエサとなりやすい為大量のガスを発生させお腹の張り 便秘 おならの原因にもなります。自分の体質に合った食品を選びましょう。