毎月のお知らせ
胃カメラを行うと癌になりやすい胃が分かります①胃のひだが少ない②粘液や汚れが多い③腸上皮化生という白いぶつぶつが多い
④皮膚が薄くなり血管が透けて見える等です。早期癌で発見されると5年生存率は95%ですが進行癌で発見されると10%まで低下します。内視鏡カメラを行っている方の中で胃がん(食道)リスクの高い方は必ず早期発見の為 毎年定期検査として胃カメラ検査をさせて頂いています。数カ月にわたる黒い便 食欲の低下や吐気 上腹部通や違和感が分かる頃は進行癌が多いです。早期癌で見つけるためには定期検査が重要です。血のつながったご家族の中に胃がんの方がいらっしゃる 塩分の多い食事 タバコ 肥満 糖尿病ピロリ菌感染の方は胃がんになりやすいです。
悪玉コルステロ-ルの数値が高くてお薬を飲もうか悩まれている方はご相談ください。他の病気の有無 喫煙 家族歴 年齢等併せてリスク判定を行います。また首の血管を超音波検査で調べるとプラ-クの有無 大きさ 狭窄が分かりますのでお勧めいたします。
他のリスクが無く一旦食事療法で頑張ろうと思われている方には 大豆製品(豆腐 納豆)や鮭 鯖(缶詰可能)が良いです。
食事の欧米化に伴い日本人の大腸がんが増えています。健康診断結果で便潜血検査があれば良いのですが受けられたことのない方は1回/年お勧めしています。①便が明らかに細くなってきた方②急に便秘が続く方③黒い便④貧血⑤息切れ 顔色が悪い⑥倦怠感があり気になられる方はご相談ください。又黒い便が出ている方は簡易検査も出来ますので早く受診してください。
逆流性食道炎で傷付いた食道下部は胃の粘膜に置き換わって治ります。これをバレット食道といいます。しかしこれは癌になりやすく必ず早期で食道がんを発見する必要があります。逆流性食道炎のお薬を飲まれていて胃カメラを受けていない方は定期的に胃カメラを受けましょう。逆流性食道炎症状の中に癌が隠れていないか生検をして病理診断することは重要です。
食事中につかえ感 胸の違和感がある方はご相談ください。 お酒を飲んだ時すぐ顔が赤くなる人は癌になりやすいので注意しましょう。
食べたものは胃で消化された後小腸で栄養素や水分が吸収され大腸へ移動し残りカスが便となって排出されます。この腸内の移動を助けるのがぜん動運動です。ストレスや負担のかかる食事 不規則な生活などにより腸内環境が悪くなるとこのぜん動運動が低下し逆に動いたりします。日々の排便がスム-ズかどうかは腸の状態を見る大事な指標です。便が固い 便やおならが異常に臭い 芋類を食べるとお腹が張る お腹が減ってもお腹が鳴らない 口臭がする 肌荒れがある方は自分の便の状態を確認してみましょう。色は黄色から茶色 大きさはテニスボール位から大き目 形はバナナ状 理想は1日1回です。