毎月のお知らせ

2023-05-26 11:18:00

食事を摂ると腸は刺激されます。腸内環境を整えるということは食事の時間や回数がとても重要です。朝 昼 夜の3食を決まった時間に摂る事。1食や2食では腸はしっかり動いてくれませんし逆に始終食べていると腸は疲弊してしまいます。腸に一番刺激があるのが起床時にコップ1杯のお水を摂ることです。食事間隔は6時間ごとが理想的です。食べたものは6時間で完全に消化されるので腸に負担がかかりません。夕食は就寝前の3時間前には終わらせましょう。腹8分目で食べる時間を規則正しく生活してみて下さい自律神経の安定にもつながります。


2023-05-17 21:08:00

ゴールデンウイ-ク明けから多い過敏性腸症候群 ①最近3カ月で週1回以上の腹痛が持続している②腹痛が排便後和らぐ③下痢や便秘時に腹痛がありふつう便が出た時はないと言った症状があります。便秘型 下痢型 混合型と分かれますが小腸にガスが溜まりやすく腹痛が起きることは共通しています。これを食べたときに調子悪いと思った食品は3週間中止してみましょう。そして再度食べ始めた時調子が悪くなった場合回数を減らすなど注意しましょう体に良い 便秘に良いと思っていた食品の中にも過敏性腸症候群の方には合わない食品があります①果糖が豊富な果物(リンゴ すいか もも なし)②発酵食品(納豆 ヨーグルト キムチ 軟らかいチーズ) ③野菜(ごぼう 玉ねぎ キノコ類 ニンニク)④乳製品などです。学校 職場などのストレスでお腹の症状があるときは精神的に今負荷がかかっていることを自覚し食事にも注意してみましょう。


2023-05-10 05:59:00

糖質をとって血糖値が上がるとドーパミンやセロトニンが放出され脳が快楽を得ます。この脳の快楽が大変危険で体が糖質を必要としていない状態でも糖質を摂ってしまう糖質中毒という状態になります。意思の問題ではなく脳が快楽を得るため糖質を摂れと指令を出してしまうのです。急激に上昇した血糖 又血糖を下げるためにインスリンが放出され血糖値の急激な変動が眠気やイライラ感などの不快な症状に襲われまた血糖値を上げるために食べてしまいます。糖質は麻薬と同じような依存症がある物質といえます。

肥満と糖尿病の病気があり食欲が抑えられない方に保険診療でリベルサス内服又はオゼンピック注射を処方しております。

 

 

 


2023-04-24 12:21:00

寒暖差や新年度の環境の変化によって腹痛の方が多いです。若い方で多い腹痛は①検査をしても原因不明の腹痛(非特異的腹痛)で2~3日で良くなります。②胃腸炎(胃腸風邪)でウイルスや細菌によって胃腸に炎症を起こします。汚染されている食物(生の鶏肉)によっても起こります。嘔吐や下痢 発熱もあります。食事や水分が取れない 37.5度以上の発熱が続く 下血した場合は早めの受診をお願いします。③危険な腹痛は急性虫垂炎(盲腸)10~30歳代に多く最初にみぞおちに鈍い痛みがあり徐々に右下の鋭い持続痛になります。入院手術になる方も多いので午前中に受診してください。又 昼間暑い為脱水や便秘から大腸憩室炎も多くなる時期です。トイレでいきんだ後下血しますのですぐお越し下さい。


2023-04-20 20:58:00

胃痛 胃の不快感 胸焼け 喉がつまる 嘔気嘔吐 黒い便があるとき以外で胃カメラを進める理由は癌などの病気を見逃さないためです。①貧血を指摘されている(40~50歳代の女性は婦人科の病気の事も多いです)②体重が減ってきている③バリウム検査で異常を指摘された等です。又定期として検査を行っている方は①過去に胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがある②肝硬変である③食道がん胃がんの治療後である等です。胃部不快を訴えられている方はピロリ菌感染が多いです。